Sunday, May 31, 2009

豊かな商品から豊かな生活へ


Esquire7月号の杉本貴志のコメントを読んで。

この号、各界の人が「未来に残したいもの」というテーマでコメントしたり記事を書いたりしていて面白いのでおすすめです。

■デザインはこのままでは未来は無い
:デザインは方向性を見失って漂っている状態
:これまでのパラダイムを棄てないと未来はないんじゃないか
:どうすれば安く作れるか、という競争には思想を全く感じない
:一方で高価で品質もいいけど40畳のリビングじゃないと合わない、というのも身の丈に会っていない
:人間の夢と実生活にギャップがあって、それをデザインがうめられていない

■合理性とかかっこいいとか、そういう評価を棄てることが必要
:どう変わるか?かっこいいことを標榜しないことが一つ
:キーワードは辺境
:合理性も、デザインに必要かと言われれば、あまり必要でないと思う

■豊かな商品ではなく、豊かな生活を提案するのがデザインの仕事
:高級マンションとか外車とかブランド品とかに投資しないと「豊かさ」の実感が維持できない社会になっているが、これはヤバい
:違う投資先を探していて、とりあえず茶道を始めたのだが、なんとなくシックリ来ない
:アートかな、とも思ったけど、これも疑問
:観光農業みたいなものに、以外に可能性があるのではないか

■自分だけでなく社会全体の豊かさを考えることが必要
:社会が豊かな生活と自分が豊かな生活との均衡点を提案していくのがデザインの仕事

■そのためには、家庭における価値観の転換が必要
:豊かな社会、豊かな生活の実現のためには価値観を壊すことが必要
:しかし価値観は壊すだけでは怖い・・・新しい価値観の提案が必要
:その提案と醸成は教育では無理
:鍵になるのは家庭でしょう


■デザインは常にアンチデザインを内包する

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