Friday, November 12, 2010

グロービス堀学長とディナー

昨晩はグロービス経営大学院の堀学長と、ファカルティ数名での夕食会。題して、

「プレジデント・ディナー」。

堀さんの目線の高さに感服しました。本当に国を憂いてらっしゃるのですが、やはりアントレプレナーだな、と思わせるのが、憂いているだけでなく、実際に動いているという点です。

具体的には、CEOアジェンダになぞらえ、「国のアジェンダ」作りを財界人・政治化を巻き込んで始めている様で「日本が打つべき100の対策」というリスト作りをしているのだそうです。

社会福祉のミニマム化、公務員の大幅削減、憲法9条の改正等、アジェンダはなかなか刺激的でした。とにかく衰退をとめないと、とお考えの様ですね。

日本の衰退が叫ばれてもう10年ほどになりますが、過去の歴史をひもとくかぎり 「歴史上、衰退論が叫ばれている国で、実際に衰退した国はない」 と、政治学者の中西輝政先生は言っています。

曰く、

古くは18世紀のスペインが、近世では19世紀末のイギリスでは盛んに衰退論が議論されましたが、その時点では実は衰退していなかった。

衰退が実際に始まるのは、逆に「衰退論がタブーになるとき」。スペインでもイギリスでも衰退論を述べる人が叩かれる様になり、誰も衰退論を叫ばなくなってから、実際の衰退が急加速で進んでいった。

ということのようです。

今の日本ではまだまだ衰退論がかまびすしいですが、一部には「ネガティブなことを言うな!」と能天気なことを言う財界人・政治家も出てきています。

「本当の衰退」が始まるまでの時間はあまり残されていないようです。

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