Thursday, May 1, 2014

スライド作成のオンライン講座は成立するか?

先日、オンラインの学校を経営しているベンチャー企業のスクーさんからのお誘いで、スライド作成のオンライン講座というものをやってみました。

基本的には一昨年に出したこの本、


の内容をそのまま授業でやって欲しいということでしたので、全二回の授業のうち、一回目はほぼ本の内容+実際のプロジェクトで使われたスライドの作例を説明し、二回目は実際のプロジェクトで作成されたスライドを作例としながら課題演習を実践する、というやりかたでやってみました。

授業の内容はオンラインで無料視聴できる様ですので、ご興味のある方は是非。

スライド作成の基本的なルールを解説した一回目はこちらで、
http://schoo.jp/class/557

より実務に近い課題を与えて作例を説明した二回目はこちらになります。
http://schoo.jp/class/558

で、この授業なんですが、ものすごく興味深い体験でした。

というのも、教えるその「場」に、生徒が誰もいないんですよ。その場にいるのは放送ディレクターとカメラマンと、あとは相方を努めてくれる女性の方だけで、まあスタジオだと思ってもらえばいいです。写真撮ってくればよかったな、しまった。

長いことグロービスで教えていますし、またコンサルタントとしてクライアントのワークショップでファシリテーターを務めることも多いので、人前で何かを教えたり話したりということは慣れているのですが、今回はまったく逆なんですよね。誰も居ない。じゃあ誰に向かって説明するかというとカメラに向かって説明するわけです。

これで本当に授業として成立するのか、というのが検証のポイントでした。

というのも、ファシリテーションをやったことがある人はご存知の通り、ワークショップというのは多面に創発的な側面があって、こちらの投げかけたボールに対して、参加者がどのように返してくるかというのを、言葉や表情や振る舞いから全力で拾い取りながら作り上げていく、という側面があるわけですが、こういったフィードバックを全く得ることが出来ないんじゃないか、と思っていたのです。

ところがですね、これがやってみると不思議なことに、結構ビビッドに反応が帰ってくるんですよ。何を通じて反応が返ってくるかというとTwitterなんですよね。Twitterにコメントや質問が随時アップされていて、それを見ながら授業を進めるんですけど、これが意外なことにちゃんと成立しているんですよね。

いやあほんと、ビックリしました。

教えるという行為は多分に労働集約的な側面があって、それが故に大きなビジネスにはなり得ない、少なくとも大もうけ出来る様なレバレッジの効いたビジネスにはなりにくいというのが通説としてあったわけですが、そういった認識を改めるべきときに来ているのだということを皮膚感覚で認識することができました。

最後に、この講座の内容ですが、最近はいくつかの企業さんでも幹部候補の研修や管理職研修でも実施しているのですが、御陰さまで大変好評なので、ご興味のある方は

bybykipling@gmail.com

までご連絡いただければと思います。

それでは。


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