Sunday, January 4, 2015

日本人の「論理性のなさ」を武器にするという逆転の発想

グローバル化の文脈ではよく「日本人の論理性のなさ」が慨嘆されることが多い。

でもね、モノゴトに白黒を付けたがるという、特に欧米に顕著に見られる傾向が、世界中で起こっている様々な紛争や摩擦の原因になっていることを考えれば、モノゴトに白黒をつけずにグレーゾーンに留まりながら共感と義理人情によってコトを処理していく日本人の「論理性のなさ」こそ、今こそ世界中の問題を解決するために求められているのではないか、という考え方もあると思うのですよ。

これは今さらなんですけど、改めて強調すれば、競争戦略では常に「強みを活かして差別化する」ことが求められますよね。で、果たして日本人が論理性を身につけるというのは、強みを活かすことになるんですかねえ、と。

モノゴトにはかならず裏表がありますよね。日本人が決定的に論理的でないとすれば、その特徴を裏返してみたときにどういう強みが浮かび上がってくるのか、その強みがいまの世界の文脈のなかで、どのように「より良い世界」の建設に貢献できるのか、ということを考えてみることが知性の使い方であって、日本人には論理性がない、だから論理性を身につけよう、なんていう幼稚な論理に振り回されてはいけないと思うんですけどね。

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